16. Anyone Can Play Guitar
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・ Anyone Can Play Guitar
は、Radiohead の曲。1993年の Pablo Honey 収録。
シングルカットもされたが、Nirvana を意識したPVはサマになっていなくて壊滅的にダサい。
が、ジョニーグリーンウッドの独創的なプレイの一部が垣間見れるので一度 YouTube で探してみるといいだろう。
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・ 「ギターなんて誰でも弾ける」
Anyone Can Play Guitar の歌詞の一部。
Everyone Can Play Guitar であれば「皆もギター弾けるよ」みたいなポジティヴなニュアンスになるが Anyone (誰でもいい) というのがミソである。
しかしそれだとあまりにも投げやりすぎるテーマなので「ジム・モリソンになりたい」のラインを受けて、「ギターを弾けるのは大前提。そのうえでどういう振舞いをすれば成功できるかを考えなくてはいけない」という裏返しのメッセージがあると捉える向きもある。
トムヨークのこの考えは結局2000年の Kid A 期まで続き、最終的には「ロックはゴミ」という結論に彼を導いた。